三河支部大会前日

茶道において,家元のいるお茶会に出席できることは光栄なことである。
それが明日,愛知県豊川市で行われる三河支部大会である。
「茶道で大会?それに何を競うのだろう?」と思うかもしれないが,大きな(お茶)会なのだから,文字に嘘はない。

それで大学生は出席する教育機関のうちの,長老ということで,家元の前でお点前することになった。これは大事である。
さらに,この大会は東海地方で行われているのだが,12カ所を年毎に転々とするのだから,豊川市に来るのは12年ぶりということになる。つまり,オリンピックよりも珍しい大会なのである。
ただ,転々とする開催地に赴けば,話は別だが…。
やっぱり大事なのである。

家元の前でお点前するのは先輩だが,自分もそれ以降のお客様にお点前しなければならない。1回当たりのお客様の数は50人ほど。その前でお点前するのだから,プレッシャーを感じる。
今日も,その練習をしたが,途中で間抜け程度に工程を忘れたりするものだから,焦ってしまう。
本当に明日は大丈夫なのかと…。

とりあえず,明日は粗相のないように頑張りたい。