Ubuntu 8.10 日本語版リリース

昨日,夜遅くにUbuntu 8.10 公式版がリリースされました.
しかし,リリースされるのは嬉しと思いつつも,待っているのは,日本語ローカル版.

それがついさっきリリースされました.
早速,研究室のパソコンでCD-RWを焼いて,インストールしました.インストールも今年に入ってから,何度もしているので,慣れたものです.

インストール後,少々使ってみましたが,良くなったと思う点は,
  • 8.04 よりも気持ち分,快適になってような気がします.
  • 起動も速い気がします
  • 文字を打つときのカーソルの移動も速くなったような気がします.
  • プログレスバー(進捗バー)が,動的になって,格好良くなった?
  • Nautilus(ファイルブラウザ)にタブ機能がつきました.

違和感(不便だと思う)があるのは,
  • 端末標準のフォントや gedit のフォントがデフォルトで,少々おかしいこと.
    • これは日本語セットアップヘルパで,フォントをインストールすることで直るようです.
  • 今まで使っていたテーマをインストールすると,「使えない機能がある」みたいなメッセージが表示されるようになりました.
    • ちょっとウザいかも.
  • ネットワーク設定のインターフェースが変わったせいで,少し戸惑います.
  • CDを取り出そうとすると,取り出しをクリックすると,CDトレイが出てきて,その後自動的にまた引っ込んでしまう.
    • 取り出したはずなのに,ボーッとしているとまた読み込みだします.
    • 素早く取り出す時,指をはさまないようにしましょう.
    • 既知のバグのようです.仕様ではないようです.
  • ntpをメニューの時計からインストールでできなくなりました.
    • ちゃんと,システム→システム管理→時刻と日付の設定からインストールしないといけないようです.
  • Rhythmboxのシークバーでうまく任意の場所から再生できない.
    • 前からだっけ?
  • Nautilusのタブ機能で,タブで開いたディレクトリのスクロールバーがないため,下に進めない.
  • Nautilusで,マウントしていないデバイスも表示されるようになった.
    • マウントしていないHDDが見えるようになったのは良い.
    • カードリーダーでカード挿していない所まで,見えるようになったのはウザい.
とまぁ,8.04みたいに,インストールして唖然とするようなこと(ネットワークとかドメインの設定ができなかった)はなかったからいいけど,細かな所でもろもろバグがあるみたい.

安定して使いたい人はもう少し待った方が良さそう.