beryl

beryl がすごいことは,前の記事の通り.
Vista の タイトルバーの透明化ができるのは勿論のこと(ただし,これは beryl の機能ではなく,ついでにインストールした emerald テーマのお蔭).

まず,キューブ機能
Linux 系列はデスクトップを複数利用できて,Windowsでありきたりなタスクバー一杯一杯状態がなくなるわけですが,これを立方柱として扱えるのです.
つまり,4つのデスクトップを利用しているのであれば,立方体をコロコロ回転させながら,各面で作業していくのです.これがまた面白い.
つまらない仕事も,いささか楽しくなります.

次に視覚効果がすごい.
アプリケーションの起動・終了などウィンドウが出たり消えたりするたびに,エフェクトがかかる.
例えば,アプリケーションを起動するとウィンドウがぐにゃぐにゃ曲がって出てきたり,終了すると燃え上がったり….最高に面白い.
自分は暇さえあれば,無駄にウィンドウを立ち上げたり,消したりしています.

3番目はウィンドウのグループ化
作業中に,ウィンドウの裏にあるウィンドウを見るとき,「ウィンドウをこの位置まま移動させたい」と思うことが,ままあるです.
Windows だと,複数のウィンドウを最小化して裏にあるウィンドウを見るか,あるいはタスクバーをクリックして裏のウィンドウを手前に出すのが普通です.
でも,それだと各ウィンドウを最大化したり,各ウィンドウをクリックして手前に戻さなければならない.これがまた手間なのですよ. しかし!複数のウィンドウをグループ化することで,まとめて移動させたり,まとめて最小化したりできるんです.

最後はエクスポゼ機能
ウィンドウが沢山になってくると,何が何だかわからなくなること,あります….
記憶したり,タスクバーを見ればわかるかもしれませんが,時々「ん?これどういうアプリケーションだったっけ?」なんてことがあるんです.
あるいは,タスクバーが一杯になった状態で「あのアプリケーションはどこだ?」なんて.
それを探すのは面倒,極まりない!
で,このエクスポゼ機能ってのが,全てのウィンドウやアプリケーションを画像と共に表示される機能なのです.
Mac ユーザーには当然の機能ですが.

この他にも beryl にはまだ沢山の機能があります.

一応,参考に
Youtubeなどの動画も交えて紹介しているので,わかりやすいと思います.